Gマイナー型…こんなフォームもあるんです
暑中お見舞い申し上げます。
夏到来ですね!
令和最初の夏、みなさんいかがお過ごしですか?
夏はイベントや楽しい行事が色々あると思いますが、熱中症にならないように水分の取り忘れにお気をつけくださいね。
さてさて、コードの解説もマイナー編にはいり、前回のトピックでは第一弾としてAマイナー型を取り上げました。
CAGEDの順に従って、今回はGマイナー型を取り上げてみたいと思います。
コードフォームとしての使用頻度は低いんですけど、フォーム同士の繋がりやスケールとの関連性を知る上では欠かせませんので、指にしっかりと覚えこませてみてくださいね。
メジャーに比べて地味なGマイナー型
Gメジャーと言ったらギタリストさんには馴染みのコードフォームの1つではないでしょうか。
しかし、Gマイナーのコードフォームってあまり聞かないですよね。
実際のところ、6本の弦を全て鳴らすには無理がある音の並びですので、あまり使用されないフォームかもしれません。
でも、ギターのコードは必ずしも全ての弦を鳴らす必要はありません。
1~4弦の部分を使用するなんてのもアリなので、使ってみるといざって時に役に立ちますよ。
それでは、Gマイナーのコードフォームを見ていきましょう。
ルートがGで、m3(短3度)がBb、P5(完全5度)がDの構成になっています。
このフォームのルートをCに合わせるとCマイナーのGマイナー型フォームになります。
Gマイナー型フォームの転回形
Gマイナー型のコードフォームに含まれる3和音はこのような形になっています。
オクターブ上のこちらは使いやすくて便利な並びになっています。
【第二転回形】
Gマイナー型のフォームには第二転回形はありません。
Gマイナー型フォームと対応するスケール
それでは、いつものようにこのフォームに対応するマイナーペンタトニックスケールとナチュラルマイナースケールを見ていきましょう。
コードフォームだけ見ると「なんだ、この使いにくいフォームは!?」となってしまうかもしれませんが、こうやってスケールも交えて見てみると音の並びも納得ですね。
コードフォームは見慣れない形でしたが、スケールは使いやすそうな並びになっていると思いませんか?
このスケールの並びの時はこのフォームというように、コードのフォームよりもスケールに重きを置いて覚えておくと便利なフォームとも言えそうです。
ナチュラルマイナースケールの音の並びが思い出せない時は、b3の音から始めたらメジャースケールと同じ並びだということを思い出してみてください。それだけで、ナチュラルマイナースケールがかなり身近なものになると思いますよ。
それでは、次回のトピックでまた♪
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