メジャー・トライアドの次はマイナー・トライアド
令和の時代に入って2ヶ月目ですが、米中の貿易戦争が徐々に深刻になってきてたり、香港のデモがあったり、イランのタンカー攻撃疑惑や無人機撃墜問題、G20が大阪であったりと世界はダイナミックに変わり始めているような気がしますね。
これからどうなっていくのか予想もつきませんけど、世界中のみんなが日々穏やかに暮らしていける世の中になってもらいたいものですね。
音楽は言葉を超えて人の心に響くものだと思いますので、きっと音楽にも人の心をつなぎ合わせる力があるのだと思います。
僕たちにも何かしらの形で、これからの世の中を作っていくことができるかもしれませんし、今日もギターや音楽のことを学んでいってみましょう。
素敵な明日のために!
…なぁ~んて、大げさですね。(^^;
さてさて、前回のトピックでメジャー・トライアドのお話に区切りがついたので、今回からはマイナー・トライアドのお話に入りたいと思います。
それでは、マイナー・トライアド編に行ってみましょう!
CAGEDの順に行きたいけど、A型から
CAGEDシステムの順番に沿ってC型から行きたいところですが、C型のマイナーコードのフォームでは、ローコードでEbを開放弦で使えないので、A型のマイナー・トライアドから始めたいと思います。
それでは、いつものようにコードフォームから見ていきましょう。
ルートがAなので、Aからm3(短3度)となるC、AからP5(完全5度)のEが構成音になります。
これがAマイナーのローコードあるいはオープンコード(開放弦を含むコードフォーム)と呼ばれるものですね。
CマイナーのA型フォームになります。
ちょっとややこしいので、Aマイナー型のフォームと呼ぶことにしましょう。
Aマイナー型フォームの転回形
Aマイナー型のコードフォームに含まれる3和音はこのよう担っています。
【第一転回形】
Aマイナー型のフォームはメジャーと同様に第一転回形はありません。
メジャー・トライアドの3rdが半音下がったものと覚えておけば、フォームを丸ごと覚えなくても大丈夫ですし、忘れた時もすぐに思い出せます。
Aマイナー型フォームと対応するスケールの確認
続いて、このフォームに対応するマイナーペンタトニックスケールとナチュラルマイナースケールを確認しましょう。
それぞれのスケールがマイナー・トライアドのフォームとどう繋がりあっているのか、なんとなくイメージが掴めてきたでしょうか?
すぐには把握できなくても、日々コツコツと練習していくとだんだんと馴染んでくるようになると思います。
難しいと思っても成果を焦らずに、じっくりと向き合ってみてください。
子供の頃を思い出してみると、自転車だっていきなり乗れたものではなかったですよね。
でも、何度も転んだり補助輪をつけたりして、だんだんと自転車に乗る技術と感覚を会得していきました。
自転車に乗れるようになった後は、長年乗らなくても自転車の乗り方は体が覚えています。
ギターも同じです。
一度体が覚えれば一生ものの技術になりますから、一生使える技を身につけているんだと思って気長にじっくり、かつ、身についたらどんな世界が待ってるのかなとワクワクしながら続けてみてください。
いつの間にか、自分自身でも気がつかないうちに、その技が身についていることを実感する日がくると思いますから。(^^
それでは、今回のトピックはここまでにしましょう。
メジャーに比べて、マイナーって少しややこしいところがありますからね、ちょっと手間もかかるかもしれません。
それに、知らないことを学んでいくのは、いつだって時間がかかるもの。
自分にとって難しいこと、慣れないことならなおさらです。
それだけ価値のあること、新しい世界に触れているんだと思って、楽しみながら少しづつ少しづつ自分を磨いていってくださいね。
それでは、次回のトピックでお会いしましょう♪
P.S. 新しいといえば、ファミコンっぽいサウンドの曲の動画を作る関係で最近ドット絵を始めたんです。子供の頃に憧れた世界に、おっさんになってから足を踏み入れるというのも楽しいものですね。
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