旗付き音符チーム入場
旗付き音符って見た目がとっても音符っぽいですよね。
こんばんは、のんぎぃーです。
前回のトピックの白玉音符は覚えてもらえましたか?
四分音符を元にした白玉音符の考え方が分かれば、
今日のトピックはとても簡単です。
白玉音符のトピックをまだ読んでいない人は
こちらからチェックして下さいね。
ー>「白玉音符チーム登場」
四分音符より短い長さの音符
今日のトピックは四分音符より短い長さの音符です。
俗に旗のついた音符なんて呼ばれる音符達ですね。
こんなのとか
こんなの
あるいは、こんなのとか見た事ありますよね。
これは上から順に
8分音符(旗が1つ)
16分音符(旗が二重)
32分音符(旗が三重)
と呼ばれています。
音の長さは
8分音符が4分音符の半分
16分音符が8分音符の半分
32分音符が16分音符の半分となっています。
4分音符が「タン」なら、
8分音符は「タ」
16分音符は「タ」
32分音符は「タの1/2」の長さです。
更に音の長さを半分にしていく
64分音符とか128分音符とかもあります。
そのたびに、音符の旗が増えていきます。
ちなみに
音符の玉の部分は「符頭」(ふとう/たま)
音符の棒の部分は「符幹」(ふかん/ぼう)
音符の旗の部分は「符尾」(ふび/はた)
とそれぞれに名前があります。
これらの符尾は繋げて表記する事ができます。
繋ぎあわせた横棒の部分は
連桁(れんこう)と呼ばれています。
でも、あんまり大事なことではないので
覚えなくても良いと思います。 (^^
符尾は違う長さの音符同士でも
繋ぎあわせる事ができます。
いくつか例を挙げますね。
こうする事で、楽譜が旗だらけになるのを
見やすくする事ができるんですね。
旗ばっかりでゴチャゴチャになっちゃうと
楽譜を見るのもお手上げになっちゃいますから
とても多用される表記方法です。
「あぁ〜、これってそういう意味だったのか!」
なんて思われた方もいるのではないでしょうか。
さて、同じ4拍子でも
4分音符が基本のリズムになると
ジャズのような4ビート(4beat)となります。
(豆知識なんですけど、日本で俗に「スイング」と言われるジャズ特有のビートは、こちらアメリカでは「4ビート」と呼ばれています。アメリカでいう「4ビート」は、あのノリも含めて、そういうリズム、グルーブのことを指すようです。)
リズムの感じ方は
「タン・タン・タン・タン」
という感じですね。
8分音符が基本のリズムになると
ロックのような8ビートとなります。
リズムの感じ方は
「タ・タ・タ・タ・タ・タ・タ・タ」
という感じですね。
16分音符を基本のリズムにしたスタイルは
ファンクのような16ビートとなります。
実際には休符をたくさん絡めるので
こんなに音符で埋め尽くされる事はありません。
リズムの感じ方は
「タカタカ・タカタカ・タカタカ・タカタカ」
という感じです。
オマケですけど、僕が大好きなボサノバやサンバは
2分音符が基本の2ビートになります。
左の音符がビートたけし
右の音符がビートきよし...って訳ではありませんよ。
…あ、例えが石器時代すぎましたか。(汗
上の数字が2になってるのに気づきました?
4分音符2つで1小節という意味です。
「ターーン・ターーン」
というフィーリングですね。
あれ?「タン・タン」じゃないの?
って思いました?
表記上は確かにそうなるんですけど。
2ビートって強烈な2つのビートが軸になるので
フィーリングとしては
ドーーン・ドーーンって感じが近いんです。
特にサンバはこれが顕著です。
ちょっとした豆知識程度に覚えておくと
どこかで役に立つかもしれませんよ。 (^^
さて、今日はここまでにしましょう♪
どうですか?
また少しずつ音楽の秘密が分かってきたような気がしませんか?
少しずつ分かって来るっていうのが楽しいですよね♪
それでは、また次回のトピックでお会いしましょうね~♪
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