ハーモニックマイナースケールの展開
3月、日本は桜が美しい頃ではないでしょうか。
卒業、進学、就職、別れと出会いの季節に咲き誇り、そして舞い散る桜。
とても美しく日本人の情緒ここに極まれりと言いたくなるような光景ですね。
アメリカでは学校などの一年の区切りは9月なんですけど、個人的にはやっぱり日本のように春がいいなぁと思ってます。
では、今日はハーモニックマイナースケールとナチュラルマイナースケールの全体を見てみましょう。
違いは7度が長か短かというだけ
個性派と言うだけあって、ハーモニックマイナースケールはなかなか覚えにくいですね。
でも、ナチュラルマイナースケールのb7が半音上がったものと頭に入れておくと、それほど苦もなく音の並びを見つけられるのではないでしょうか。
それでは、いつものように黄色の丸をスタート地点にして各ポジションを見ていきましょう。
#1 5弦スタート小人ポジション
ナチュラルマイナースケールの時と同様に、黄色の丸のスタート地点から下のb6は開放弦が使えないので変則的になっています。
#3 5弦スタート人中ポジション
ここまでが5弦スタートのポジションです。
#4 6弦スタート小人ポジション
ここから6弦スタートのポジションになります。
#6 6弦スタート人中ポジション
6弦スタートの3ポジション、なんとなく指に馴染んできましたか?
#7 4弦スタート人中ポジション
メジャースケールやナチュラルマイナースケールの時と同様に、4弦スタートの小人ポジションは#5、中小ポジションは#6に含まれているので、4弦スタートの飛び石は人中ポジションだけ覚えれば大丈夫です。
(補足)#8 5弦スタート小人ポジション(オクターブ上)
開放弦を含まない場合はこうなります。
(総合)Cハーモニックマイナースケール
こちらがハーモニックマイナースケールのまとめになります。
b6と7の間の1音半の開きがかなり特徴的ですね。
はい、ハーモニックマイナースケールは以上です。
次回からはマイナースケール3兄弟の三男坊、メロディックマイナースケールに入っていきたいと思います。
それでは、次回のトピックでお会いしましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません